こんにちは。
現在クイーンズランド州のバンダバーグという地方にファームジョブ目的で滞在しております。
本日はファームジョブに至った経緯とファームジョブをやってみて感じたことを述べていきたいと思います。
なぜファームジョブを選んだのか
まず初めにファームジョブを選んだ理由を述べていきたいと思います。
理由は全部で3つありますが、主に1つ目の理由が大きいです。
①急遽賃貸が借りれなくなった
②シンプルにファームで働いてみたかった
③セカンドVISAを取得のため
①急遽賃貸が借りれなくなった
この1つ目の理由が今回の決断の9割を占めているといっても過言ではありません。(笑)
オーストラリアに到着して1週間目のうちに私は次に住むシェアハウスを探して確定しておりました。
すでにボンドと言われるデポジットも払っていましたし、あとは仕事を探すだけという状態でした。
ホームステイが最初の1ヵ月だけだったので、まずは済む場所の確保ができたと思い安心しておりました。
しかし、ホームステイ最終週の火曜日に突然オーナーから連絡がありました。
これが実際の写真です。
まとめると、「家族が来るからあなたに部屋は貸せない。ごめんね。」といった内容です。
あまりに急に言われたので逆に冷静でした。怒りもほとんどなかったです。
(デポジットの返金対応が遅くて少しイラつきましたが・・・笑)
むむ、これは困ったな・・・
とにかく別の選択肢を模索しないと・・・
住む場所が固定されなくなったので、オーストラリア全土で仕事探せるぞ。むしろ、これは逆にいいのでは?!
客観的に見て、6日間で家を探してかつ仕事も同時に探すのは厳しい、現実的ではない・・・
という状況ではありましたが、逆に言うと選択肢が広がったとも言えました。
そこで、日豪プレスでオーストラリア全域に検索範囲を広げ、求人情報を見ていたところ、ファームジョブの求人が見つかったのです。
内容としては、ホステルに滞在することで、ファームジョブも同時に紹介してくれるというもの。
住む場所と仕事が同時に確保できる・・・ 私は迷わず応募しました。
結果すぐに連絡が来て、翌週からすぐに滞在できることとなりました。
家賃は2人部屋で週$245と田舎の割には高い気がしますが、この際選んでいる時間的余裕はなかったので致し方ないです。
実際に滞在して1週間が経過するのですが、オーナーの人もしっかりしているので個人的には十分です。
このように、トラブルに見舞われた結果たどり着いた選択でした。
②シンプルにファームで働いてみたかった
ここからは大した理由ではないではないですが、
この理由で将来的にファームで働くことにはなっていたかもしれないです。
2つ目は単純に興味本位です。
ファームで働くということはどのくらい過酷なのか?第一次産業で働くことでなにか感じることはあるか?
生まれも育ちも東京で本格的な農園を見たり体験したりしたことは皆無に等しいため、20代半ばで一度経験するのは価値あるのではないかと感じておりました。
社会人も一日中デスクに座ってパソコンと向き合う日々だったので、もっと本質的な自然と調和した仕事は魅力的に映りました。
もちろん経験したことがないので、ただの想像をもとにやってみたいという感情が出来上がっていただけですが。
とにかく、新しい経験が得られるなら喜んで挑戦したいという思いでした。
③セカンドVISA取得のため
最後の理由がセカンドVISA取得のためです。
通常ワーキングホリデーは1年間が期限となっておりますが、
オーストラリアに関しては、ファームや工場一定期間働くことで、2年目以降も滞在することが許されるという制度があります。
正直現時点では、2年目に突入するかは決めていません。
ただ上記①②の理由があるうえで、ついでに2年目も滞在できるという選択肢を増やしておくのは悪くないと考えました。
今後どうするかはその時の状況で判断したいと思います。
(計画性がありませんね・・・)
ファームジョブをやってみて感じたこと
ここでは実際にファームジョブを経験して感じたことを述べていきたいと思います。
郊外に来てちょうど1週間が経過し、合計で2日間仕事をしたのでそれを踏まえて感じたことを書いてみます。
そもそもどういった仕事をしたのかを先に述べると、
1日目はトマト農園でBacket Boyというのをやりました。
これは収穫されたトマトがバケツ一杯に入っているので、それを道路側に運ぶ作業です。
7人1組でそれぞれのレーンを歩いていき、バケツがあったら隣のレーン(道路側のレーン)にバケツを渡していくというものです。言葉だと説明が難しいので図で説明すると、、、
以下のように道路側に向かってバケツをリレーをします。
一番左のレーンの人は自分のバケツを右側に送るだけ。
真ん中のレーンの人は左からのバケツを右に流す+自分のレーンのバケツを右に流す。
一番右のレーンの人は全員のバケツを通路に置いていく。
なので一人でも遅い人がいると全体の進行が遅れます。
トマトの木の上でバケツを受け渡しするので、これがかなりきつかった・・・
これをエンドレスにたくさんやると腕の疲労がかなり来て、帰りたくなります(笑)
2日目はスイートポテト農園でWeedingを行いました。
これはいわゆる雑草取りです。
ひたすら違う葉っぱの植物を探して除去していくます
以下の写真のように自分のレーンをずっとまっすぐ歩いて、雑草を探します(笑)
これらを通じて感じたことは
・肉体労働系は想像より何倍もきつい
・仕事によって当たり外れがある
ということです。
肉体労働は想像より何倍もきつい
初日に参加したトマト農園のBacket Boy。
Boyというくらいなので、力が必要で男性しかいません。
これはかなり肉体的にしんどかったです。
最初は難なくできるのですが、徐々に筋肉が疲労していき最後のほうはぎりぎりの状態でした。
バケツを肩より上の高さに上げる必要があったため、三角筋に一番来ました。
あとは茂みを歩いていくのですが、それが思いのほか脚に来ました。
初っ端から脚の筋肉に疲労を感じました。ハムストリングスのあたりでしたね。
これは私の運動不足が疑えないですが・・・
こんなに茂みを歩くのって大変なんだと一人で感心していました。
この日はまだ曇りだったので良かったですが、もし快晴だったらと思うと本当に恐ろしいです。
ちなみにこの日は2人くらい途中でリタイアしていました。
一緒に働いた日本人の方が言っていましたが、この日は特にきつかったみたいです。
また私自身大学生まで体育会でスポーツをしてきていたり、定期的にジムに行ったりしていたため、それで何とか耐えたかなと思いました。
仕事によって当たり外れがある
一方で2日目に行ったWeedingは筋肉は全く使わず、女性でもできる内容でした。
そのため、非常に楽だと感じてしまいました。
雑草取りをしているだけで時給3000円もらえると思うとかなり好条件な気がします。
ただこの日は大雨でとにかく寒かったです。
寒がりの自分にとってはこっちはこっちでかなり過酷でした。
ありがたいことにレインコートを支給してもらいましたので、何とか耐えました。
それがなかったら本当に寒すぎてギブアップしていたと思います。
また、スイートポテト農園で働いたときはあらかじめ終了時間が告知されていたので、精神的にも楽でした。
初日のトマト農園は何時に終わるかが全く分からなかったので、それもあってよりつらく感じた気がします。
さいごに
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今回の内容をまとめると、
目の前の状況に対応しているなかで最終的にファームで働くということが最善策だと考え、今に至ります。
やっぱり人生は運要素が強いんですね。
賃貸が借りれなくなったのも、ファームジョブが見つかったのも想定できないことで、自分にはどうしようもないことでしたし。
ファームジョブに関しては、2回しか働けていないので、わからない部分が多い状態ですが、
今後今の生活に慣れたらまた改めて記事を投稿できたらと思います。
さとこき
コメント