なぜフィリピン留学が注目されているのか?その真相とは?

この記事ではフィリピン留学が注目されている理由についてまとめていきたいと思います!
私自身2024年9月より2ヵ月間フィリピンで語学留学していた経験があるのでそれを踏まえて、伝えていけたらと思います!

英語を学びたいと考えたときに、英語圏の国へ留学するか、それとも日本国内で学んでいくか。
考えれば色々な選択肢があると思います。
その選択肢の一つに上がってくるのが、フィリピンへの語学留学です。

フィリピンという国自体への知識や信用度が少ないが故に、選択を躊躇しているかもしれません。
もしくは、そもそもフィリピン留学という選択肢が候補になかった方もいるでしょう。

そんな皆さんにとって、少しでも有益な情報をご共有できたらと思います!
この記事でフィリピン留学の真相を理解して、判断材料にしてもらえたら幸いです。

目次

フィリピン留学のメリット

まず初めにフィリピン留学に行く主なメリットを3つ紹介したいと思います!
私が思うメリットは以下の3つです!

  • コストが圧倒的に安い。
  • 1on1の授業が多くて、英語を話す機会が増える。
  • 休日に観光地を訪れることができる。

コストが圧倒的に安い!!

1つ目はコストが圧倒的に安いという点です。
すでにフィリピン留学を検討されている方だったら、ご存じだとは思いますがこれは一番のメリットだと思います。
私が通った語学学校は以下の条件で合計で約55万円でした。
・滞在期間は2か月間
・3人部屋
・3食付き
・授業数は7コマ(45分/コマ)

プラスで航空券や海外保険費用、現地での観光費が掛かるので、実際にはもう少しお金がかかりますが・・・
55万円という金額は決して安くないですが、これで英語を徹底的に学べるなら安いといえるかなと思います。

毎日3食付いているので、仮に一切外出しなければ追加費用を払わなくても暮らしていけるレベルです。
日本で一人暮らししていた場合、最低でも月15万円はかかりますよね?
プラスで娯楽費が加われば簡単に20万円も越してしまいますし・・・

それと比較すると週5日のレッスンがあるにも関わらず、月28万円だけで済んでいるのは破格だと思います。

なぜ、この低価格が実現できているのか。
それは先生の賃金が安いからです。そこに尽きます。
フィリピンの賃金は日本と比べてだいぶ安いです。物価も当然安いです。

よく先生方は「なんでこんなに給料が低いのか・・・」と本音を漏らしていました。

この事実に対しては、あまりいい気持ちはしませんが、
学校側が提示した金額をしっかり払っているので、気にせず通えばいいと思います。

その分、卒業のタイミングでしっかり感謝を述べるのがいいかもしれないですね。
私の学校では多くの人が最終日にお世話になった先生に対してお菓子や手紙を渡していました。

ちなみに比較対象としてオーストラリアの語学学校の費用を共有しておきます。
以下の条件で42万円でした。
・1ヵ月間
・ホームステイ代込み
・食事は1日2食(ランチは自分で用意)
・授業は午前中のみ(8時~12時30分)
・授業はすべて15人~20人のグループクラス

やはりこれを踏まえると、フィリピン語学学校の費用の安さは際立っていると思います!

1on1の授業が多くて、英語を話す機会が増える

2つ目は1on1の授業が多くて、英語を話す機会を確実に確保できるという点です。
1つ目のメリットとして低価格を上げましたが、それでも大金であることには変わりないです。
そうなると、安かろう悪かろうで授業の質に疑問を持つ方も多くいると思います。

しかし、フィリピンの語学学校は「1on1の授業が多い」ため授業の質に関しても問題ないと考えます。
私の場合は一日7コマのうち5コマが1on1クラスでした。
先生と1対1なので、自ずと話す機会が増えます。

当たり前のことですが、いかに英語を話すかが日本人が特に苦手としているスピーキング力の向上には欠かせないです。
その点において、この授業形態は日本人にめちゃくちゃあっていると感じました。

オーストラリアの語学学校にも1ヵ月通いましたが、
授業形態は大きく異なり、すべてのクラスが15人以上のグループクラスでした。
ご想像の通り、グループクラスでは話す機会が1on1と比べて極端に少ないです。

こんなこと言うのもあれですが、
現在オーストラリアに住んでいるにもかかわらず、特にスピーキングに関してはフィリピン滞在時のほうがちゃんと話せているのではとすら感じてしまいます。

それだけフィリピンでの1on1授業は効果絶大だったと感じます。
朝から強制的に英語をたくさん話すので、環境的には申し分なしです。あとは自分の努力次第なので。

休日に観光地を訪れることができる

3つ目は休日に観光地を訪れることができるという点です。
「留学は勉強だけすればいいので、観光には興味がない!」という方もいるとは思いますが、
特にセブ留学は観光にもってこいなので、予算に余裕があればメリハリをつけてアクティビティに参加するのがいいと思います。
もちろん、日本での観光に比べて費用は安く収まります!

私は、キャニオニング、スキューバダイビング、シュノーケリング、アイランド観光などをしました。
やはり島国なので海でのアクティビティがメインになると思います。
人生の一番大事なタスクは思い出作りとすら言われているので、フィリピン留学の機会にいろいろな観光をするのは非常にいいと思います。
それに日本人以外の人と1日中行動を共にすることで、英語力の向上や多様性の理解にもつながります!

フィリピン留学のデメリット

続いて、フィリピン留学のデメリットについては、以下の3つが挙げられます。

  • 先生がネイティブスピーカーではない
  • 場所によっては治安が良くない
  • 衛生面が日本と比べて悪い

先生がネイティブスピーカーではない

1つ目は先生がネイティブスピーカーではないという点です。
タガログ語やセブアノ語を第一言語としている人が多いです。

しかしながら、フィリピンでは小学生のうちから英語で別教科の授業を展開しているみたいです。
英語で算数を教えたりといったイメージです。

なので、ノンネイティブスピーカーとはいえ英語に触れてきた過程が日本人とは違うので、レベルは高いです。
また、語学学校の先生はその中でも英語の学習を本格的にやられてきた方なので、英語レベルについては全く持って問題ないです。
(私はそもそも評価できるレベルではないですが・・)

また、よく問題視されるフィリピン人講師の発音についてですが、気になることはほとんどありませんでした。
発音の癖はなかったと感じます。
もちろん、先生によって癖があるかは変わってきますが。
実際、私が受けていた7人の先生のうち、1人は聞き取りづらいと思うことがありました。

しかし、私が通った語学学校の場合、先生を変更することが可能でした。
なので万が一相性の悪い先生にあたっても、無駄に授業を消費することはないです。
事前に語学学校を選ぶ際にはこういった制度についても確認するといいのかもしれません。

ちなみに私はあえて聞き取りづらい先生の授業を受け続けることにしました。それがある意味では練習になると思ったからです。

なぜなら、英語というコミュニケーションツールは全世界中の人が話し、ノンネイティブスピーカーが8割を超えていると聞きます。
つまり多くの人が独自のアクセントをそれぞれ持って英語を話している状態が自然だと言えます。
そういったいろいろなアクセントや発音の癖に慣れるために、聞き取りづらい英語に触れるのも必要な気がしています。

そのため、ノンネイティブスピーカーじゃなかったとしても、仮に先生の英語に癖があったとしても、英語発音の多様性という観点からするとポジティブに捉えることもできます。

どちらにしても、ほとんどの先生は癖がなく学習に支障はなかったので、このデメリットについては問題ないと思いますが。

場所によって治安が良くない

2つ目は場所によっては治安が良くないという点です。
私が滞在していた場所はセブ島の観光地からは少し離れた場所だったので、街の雰囲気は少し暗く感じました。
ストリートチルドレンや野良犬がいます。
野良犬は狂犬病を持っているので、万が一噛まれた場合は速攻で病院に行く必要があります・・・
怖いです・・・

ただ、街を歩いている分には特に大きな危険は感じませんでした。
近くのスーパーまで10分程度歩いたりしましたが、犬はおとなしくて追いかけてくることはないです。
ストリートチルドレンも聞こえないふりをして歩き続ければ諦めてくれます。

以下語学学校前の様子です。
こう見ると雰囲気の暗さが伝わると思います。
観光地から離れているとこういった街並みが広がります・・・

野良犬や小さい子供がゴミをあさっているところを何度も見かけました・・・

語学学校前の道路

長距離の移動は基本タクシーを利用しましたが、これに関しても問題はなかったです。
ちなみに路上でタクシーを捕まえるとたまにぼったくられるらしいです。私は遭遇しなかったですが。
不安な方は路上でタクシーを拾うのではなく、Grabというアプリを使ってタクシーを呼ぶことをお勧めします。

一方で観光地の方にはきれいなショッピングモールがありかなり安心感がありました。
ショッピングモールは日本でいうららぽーとやイオンモールのような感じです。
こんなにきれいで大きいモールがあるんだ・・と感心しました。

衛生面が日本と比べて悪い

3つ目は衛生面が日本と比べて悪いという点です。

外食するとたまに当たる人がいたり、水も合わない人がいたりします。

元々お腹に自信はなかったので、外食時は安全そうな店を選んだりしました。
少なくとも私の周りでお腹を壊した人はいなかったです。
ただやはりローカルなお店に行くと当たる確率は高くなると思います・・・

水に関しては、当初語学学校のウォーターサーバを飲んでいました。
しかし、しばらくするとお腹の調子が良くなくなり、友人の勧めでウォーターサーバを飲むのを止め、スーパーでペットボトルの水(軟水)を買うようにしました。

原因はよくわかりませんが、それ以降はお腹の調子が戻った気がします。

ただ、ほとんどの人は普通にウォーターサーバの水を飲んでいたのでたまに会わない人がいる程度の話だと思います。

また、私が気になったのは車の排気ガスです。
フィリピンについて2週間くらいのころにめちゃくちゃ咳が出ました。
その一つの原因に排気ガスがある気がします。

私が授業中に咳をしていると、いろんな先生が「最近天気が悪いから体調崩したのかな?」と言いました。
日本での経験をもとに考えると、天気が悪くて体調を崩すという因果関係がいまいち理解できていなかったですが、今考えると雨で汚染物質が地表に沈着して体調を崩すというつながりが見えてきました。
正しいかは全く分かりませんが(笑)

ただ少なくとも大気汚染は日本に比べて強く感じました。
咳をすることもだんだんなくなってきたので、体が適応してくれたのかもしれません。
嫌だと感じる方はマスクを使うしかないですね。

あとはハエが多いですね・・・
食堂とかにもよくハエがいるのでいつも追っ払っていました。
「ハエがいる=不衛生」というつながりが見えてくるので、やはり日本に比べて衛生面はよくないということだと思います。
ハエに関してはどうしようもないのですが、体表や足に多くの病原微生物を付着させることがあるみたいなので一応気にした方が良さそうです。

なぜフィリピン留学が選ばれるのか?その真相は

続いて、前述したメリット・デメリットを踏まえてなぜフィリピン留学が人気なのかについて自分なりにまとめていきたいと思います。
一言でまとめると、
コストが安くて、英語に触れる時間が確保できる!」という点に尽きると思います。

一方でデメリットである衛生面や治安については多くの場合において自分の行動次第で防ぐことは可能です。

そうなると、両者を天秤にかけたときにやはりコスパの良さに軍配が上がります。

いかに英語を話す機会を得られるか。
この観点においてフィリピン留学は最強だと感じます。
自分の努力次第でお金を掛けずに英語をたくさん話す環境は作れるという事実もあるかもしれませんが、すべての人が必ずしもできるとも言いきれません。
誰でもお金を払えば英語をたくさん話せる機会を手にできることは非常に魅力的です。

低コストで確実に学習機会を手に入れられる。そのうえ先生の質も申し分ない。
この英語学習者のニーズにしっかり対応できているという事実が人気の真相だと思います。

私自身、もう一度フィリピン留学に行くことも選択肢として考えています。
フィリピンの語学学校には英語力を延ばす環境が整っているので、自分の努力次第でいくらでも成長できると思うからです。

実際に経験してわかったこと

他にも、英語力の向上以外に感じたことをまとめていきたいと思います。
主に感じたことは以下の通りです。

  • 治安はそんなに悪くない!
  • 寮生活で他の生徒と親密な友達になれる!
  • 先生が皆愉快で優しい!
  • 英語を話すことに抵抗がなくなり楽しくなる!
  • お金持ちになった気分を味わえる!
  • 語学学校のご飯は味が濃い・・・
  • 2か月間の学習だと短い

治安はそんなに悪くない!

私が当初想定していたよりは治安は悪くなかったです。
特にセブ島の観光地付近は大きな施設が沢山あり、全く持って不安を感じませんでした。

観光地から少し離れると、ストリートチルドレンがいたり、コンビニ前は悪そうな人がたむろしていたりと不安になることはありましたが、危害を加えられるという話は聞きませんでした。

ナイトクラブに行ったりすると、もちろん危険な人にである確率は上がると思うので注意が必要です!

一方で、現地の優しい人もいます。
というか、フィリピン人は皆愉快で明るいイメージです!

私がタクシーを拾うために道を歩いていると、バイクタクシーの運転手が話しかけてきました。
バイクのらないか?という提案をされましたが、私は車のタクシーが良かったのでそれを伝えると、代わりに道路でタクシーを拾ってくれました。
正直少し警戒しましたが、結果的に通常の金額で乗ることができました。ただの優しいおじさんでした・・・

語学学校の生徒ととても仲良くなれる!

こんなに素晴らしい出会いにたくさん巡り合えるなんて語学学校はなんて素敵な場所なんだ!

これは私が強く感じた魅力です!
26歳にもなってこんな経験ができるとは思いませんでした。

私なりに仲良くなれた理由としては以下が挙げられます。

・寮生活でみんなと共有する時間が多い
・英語を学びたいという共通の目的がある
・意思をもってきているので人としての魅力を感じる

素敵な方にたくさん会えるので、語学学校は出会いの宝庫だと思います!

先生が皆愉快で楽しい!

先ほども言った通り、フィリピン人は基本的に愉快で陽気な人が多い印象を持ちました。
もちろん中にはシャイな先生もいましたが。
明るい人を見て嫌な気分になる人はいないと思います。むしろ元気をもらう感覚があるのではないでしょうか。
そういった意味おいて、周りに陽気な人がいるのはいい影響を与えてくれるなと感じました。

授業中とかもリアクションが大きかったり、一緒にふざけた話をしたり、楽しい時間を過ごすことができます!
楽しく英語を学べるのは大事なことですので・・・

英語を話すことに抵抗がなくなり楽しくなる!

日本にいる当初は英語を話す機会がなかったので、オンライン英会話をしていても多少の抵抗はありました。
しかし、一度英語を話す環境に飛び込んでしまえば、話すことへの抵抗はすぐに消えることがわかりました。
日本にいると英語を話すことに少し恥じらいなどを感じる場面もあった気がします。もちろんそんなこと気にならない人もたくさんいるとは思いますが、少なからず私と同じ感情を持つ人がいると思います。

まずは環境に飛び込んでしまう!
そこからすべては変わっていくものだなと感じました(笑)
いま日本に帰ればまた違った景色が見えて、英語学習への積極性も変わってくるんだろうなと感じます。

お金持ちになった気分を味わえる!

これはフィリピンの物価が安いので、少し富豪になった気分を味わえます(笑)
しょーもないと言われればそれまでですが、違う国に行くことで周りの基準が変わり、自分の中の感覚も移り変わっていくものだと思います。

タクシーに乗っても30分程度では1000円もかからないですし、地元の高級そうなレストランに行っても3000円くらいで食べられました。
なかにはちゃんと高い金額(1万円くらい?)を取る店もありましたが・・・

貯金には限りがあるので、決して大富豪気分ではなかったですが、少しだけでもいい気分に浸れたのはいい経験だったかなと思います。

語学学校のご飯は味が濃い

ご飯の質は語学学校ごとに異なるとは思いますが、私が行った学校に関していえば、味が濃くていつも同じような味付けでした(笑)

味についてまずいという人もいましたが、私は全般的においしくいただくことができました!
フライドポテトのおいしさと信頼性はみんな共通して高かったです(笑)

見た目は以下のような感じです。
なるほどな・・という風に感じるかもしれません。ものによってはあんまりおいしくないです(笑)
自分なりに好きなものを探せれば、おいしくいただけると思います!

2か月間の学習だと短い

滞在期間については2ヵ月だと短く感じました。

まず第一に、語学学校での時間は一瞬で過ぎます。
毎日が同じことの繰り返しなので慣れが出てきて、より早く感じてきます。
少し極端に言うと「平日5日間の時間の長さ=土日2日間の時間の長さ」と感じるくらいです。

私個人としては、3か月間がちょうどいいと思います。
なかには6か月間滞在する予定の人もいましたが、モチベーションの維持が難しそうでした。
人によっては長すぎればいいというわけでもないかもしれません。

その人の英語レベルにもよると思いますが、期間が短すぎると英語力が上がり始めたくらいで終了してしまいます。

長すぎず短すぎないちょうどいい期間が3か月だと結論付けました。
周りの友人も3か月がベストだなという人が多かったです。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!

今回はフィリピン留学の真相について、私自身の経験を踏まえてまとめてみました。
この記事を読んで、これから英語を学習していきたい!さらにレベルアップを図りたい!という方が、少しでもフィリピン留学という選択肢を適切に判断できたら幸いです!

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